被災地を訪れて「石巻市立大川小学校」
2019年08月30日
三重県津市で不動産会社を営んでおります、
株式会社イーエンの秋田ちひろです。
9月23~25日まで社長と社員の4名で
東北ボランティアの旅に参加しました。
23日夜に亀山を出て、24日朝
石巻市立大川小学校跡地に到着しました。
大川小学校は2011年3月11日
全校児童108名の7割にあたる74名の児童が。
教職員11名のうち10名の方が津波によって亡くなりました。
モダンな造りの校舎が激しく破壊されたその姿は
見る者に津波の猛威を無言で強く語りかけます。
山を背景に北上川の堤防の傍に位置した小学校を
小さな集落は津波に襲われ消失しました。
「避難の判断が悪かった。」という人がおられます。
行政の指示が遅かったという人もおられます。
御家族や近しい人を亡くされた方々の心情を思うと
その通りなのでしょう。
大川小学校を去る時、バスの窓から
北上川の河口を通して太平洋が見えました。
大いなる自然の営みの前に人間が出来る
「最善」とは何なのかをぼんやり考えていました。