その人の質
2020年04月17日
三重県津市で不動産会社を営んでおります、
株式会社イーエンの秋田ちひろです。
コロナウィルスの感染拡大によって、其々の人の日常の会話や行動の中に、
考え方や、人柄が、平常時より反映されている気がします。
コロナ感染にまつわる話は「いやいやAよりBがよい」などと、人にアドバイス出来る
程、この状況の先を見通せる人はいないでしょう。
コロナについて話すことで、相手に共感し、或いは自分はそうしない、
何故しないのかを考える機会になっています。
自分の取った行動が周りの人や見知らぬ誰かに、多大な迷惑を掛けるかも知れない。
その気持ちが沢山の人にとっての行動規範にならなければ、
社会はこの難局を乗り越えられないのでしょう。
「その人の質」が問われていると思うのです。
国民に対する強制力が強い国は今、感染拡大が抑えられています。
日本は東京都に非常事態宣言が出た途端、隣の県のジムに通う人がいるという自由さです。
医療関係者、従事者の方は危険に晒されて、毎日くたくたになって頑張って下さって
いることを思うと、身勝手な判断で行動をする人の話が、残念でなりません。
自由であるということは、各々が自分の行動に責任を取るということです。
自分さえ良ければそれでいい。何かあったら行政が、誰かが助けてくれるだろう。
そう思う人が多いほど、事態はどんどん悪化していくでしょう。
感染拡大の現実の中で、一人でも多くの命を助けるのは、一人一人の
「その人の質」なのだと思います。
僭越ですが。