短い夏休み
2020年08月08日
三重県津市で不動産会社を営んでおります、
株式会社イーエンの秋田ちひろです。
子供達はやっと夏休みだそうです。コロナのことで学校が変則的になり、
本来なら7月下旬から始まるはずだった夏休み。やっとです。
地域によって違うということですが、ある子からはお盆過ぎには新学期だと聞きました。
8月下旬の酷暑の中を、大きなランドセルを背負って一年生が下校している様を
想像するだけで不憫な気持ちになります。
コロナの出現によって、当たり前だと思っていたことが、どんどん贅沢に感じられていく。
遠くから聴こえる朝のラジオ体操の音楽、捕虫網を持って走っていく子供の声
お風呂上りの子供の髪に付いた花火や蚊取り線香の匂い…
夕立の後の土の匂いとヒグラシの声…のんびりした夏休みは遠く贅沢なものになっていく。
異常気象で、日本の春夏秋冬という季節感がすっかり薄らいで、
エアコンの普及もあって、暑さも寒さも「凌ぐ(しのぐ)」ものでなくなってしまった。
人はコロナを凌ぐことでいっぱいいっぱいです。
コロナのせいでお盆の帰省もなく、田舎のおじいちゃんやおばあちゃんはきっと淋しい。
画面の中の孫は可愛く手を振ってくれるけど、ぷくぷくした小さい手を繋いだり
汗をかいた頭を撫でることは出来ません。 仕方ないんですよね。
不満を数えるより今だから出来ることを楽しむ。夏空を見上げて、気を取り直します。