道だけは変わらない

2022年09月15日

三重県津市で不動産会社を営んでおります、

 

株式会社イーエンの秋田ちひろです。

 

弊社の建つ町の周辺もどんどん様変わりして、たまに歩く道を変えると建物が

 

すっかり無くなって更地になっていることがよくあります。

 

あちこちで重機の音がしていて、古い建物のシルエットが消え、ある日ぽっかりと向こうに

 

青空が見えている。何十年も見えなかった空が見えているのは何とも不思議な感じです。

 

大門の観音さんの周辺を久し振りに散歩されているらしき年配の方々とすれ違うと

 

「知らん町に来たみたいやなぁ」という会話をよく耳にします。

 

市街地は年月が経つと、建物が無くなったり建て替わったりしてしまうのでわかります。

 

以前、何十年ぶりに育った町を訪れたことがあって姉妹で話したことがありました。

 

「道は変わらない。だから昔のこの辺りだってわかるんだよね。」

 

姉がそう言いました。その通りでした。

 

どんどん新しい道が出来ても、昔からの道を埋めてしまうことはそうそうありません。

 

何だか面白い。