「しんどい」と「つらい」
2022年10月13日
三重県津市で不動産会社を営んでおります、
株式会社イーエンの秋田ちひろです。
先日朝ドラを観ていて主人公の女の子が「お母ちゃん私といるとしんどそうや。」
という台詞がありました。その台詞に至る経緯はさておき、「しんどい」は「つらい」と
イコールなのかとふと考えました。幼少期を大阪で過ごし、青春時代を神奈川で過ごした私
としてはどうもニュアンスが違うなぁと。
関西圏では体調が悪いとき「しんどい」という。その使い方なら関東圏は「だるい、
かったるい」などと言っていました。
あくまでも初老の私の世代の話なので今の若者が何と言うかは不明です。
「お母さんしんどそうや」と「お母さん辛そうだもの」は何だかお母さんが違う状態に思え
ます。
「しんどい」は大分弱ってる感じ。「辛い」は痛みに耐える余力がまだ少しは在る感じ。
日本語にあって他の国に似た言葉がない、或いはその逆もあるように。
「もうしんどいわ…」
萎びた葉っぱの様な力の抜けた状態(あくまでも私見です)を連想させる言葉って、
とてもデリケートで、全く同じ言葉がない様な気がしてきました。