グランドカバープランツ
2023年05月17日
三重県津市で不動産会社を営む株式会社イーエンの秋田ちひろです。
初夏を思わせる気候になり、物件の土壌部分には様々な草が茂りだしています。
現在の朝の連ドラで主人公(日本の植物学の礎を築いた)牧野富太郎先生は
「『雑草』という植物はない!」
と何度も言われます。
ごもっともです。
日頃管理物件の除草作業をしていると感じるのですが。
春の草は比較的根が華奢で抜きやすく、
夏草は水分を逃すまいと根が多い、太い、長いなど。
抜くのは中々手強いです。
考えながら作業していました。
草を引き抜いて剥き出しになった土は空き家と同じ。
過ごしやすい場所なら直ぐに次の入居者さん(草)が入ってきます。
それなら除草作業で地面を丸坊主にはせず、
抜きやすい広がって茂る植物だけ残して繁茂させれば
グランドカバープランツになるのではないでしょうか。
除草剤は植物が茶色になって見た目が美しくないし、雨で流されると
直ぐ次の草が生えてきて効果はさほど持続しないです。
クーラーを使う夏、電気代も節約したい。
植物は夏場の地面の照り返しも和らげてくれます。
観葉植物を植えるだけではなく、身近にある様々な植物と
上手に付き合っていきたいものです。