逃げる勇気

2023年06月29日

三重県津市で不動産会社を営む株式会社イーエンの秋田ちひろです。

 

 

梅雨の時期、豪雨の後地盤が緩んでいるからという注意喚起は

 

ニュースでも度々耳にします。

 

 

土砂崩れというと山間部を想像しがちですがとんでもない。

 

先日ニュースで目にした写真は、町中の住宅地で、崖を覆っていた

 

擁壁が雨で剥がれて崖の上に建つ住宅は傾き、剥がれた擁壁は崖下の

 

新しい住宅にもたれ掛かった状態で止まっていました。

 

 

住んでおられる方々は起こった瞬間どんなにか恐ろしかったろう、

 

これからの不安を考えると胸が痛みます。

 

 

地割れが起こる直前は強い土の臭いと地響きがすると言いますが

 

現在の気密性の高い住宅では、臭いや音の異変に気付くのは

 

大変難しいでしょう。

 

 

昨今の梅雨の豪雨に対処していくためには、自宅が建つ場所の地形を理解し、

 

大袈裟なと考えず早めに避難することに尽きる気がします。

 

 

そういう時代なのだと毎年梅雨になると思います。

 

 

ボランティアで水害にあった地域にお邪魔した時、被災された方は

 

「まさか自分がこんな目に合うとは…」

 

と仰っていました。

 

全く他人事ではありません。