暑熱順化
2023年08月17日
三重県津市で不動産会社を営む株式会社イーエンの秋田ちひろです。
朝の情報番組を観ていて「暑熱順化」という言葉を知りました。
真夏に向けて消防隊員が、厚い防護服を身に着け重い荷物を背負い
階段を駆け上がるトレーニングをしていました。
夏の火事現場の熱さは想像も出来ません。
身体が暑さに順応すると、発汗が高まり皮膚の血流も増加して体内の熱が
放出されやすい状態になる。
汗はサラサラになり低い体温でも汗をかきやすくなるなど体温の上昇を抑える…
「暑さ」に適応出来る様、身体に準備させることだそうです。
そういえば夏の道場。
冷房の無い場で運動しているのに
あまり汗をかいていない子供がいます。
何回もある水分補給の休憩時間に、さほど飲んでいないようです。
昔、夏休みの子供は炎天下を走り回って、水道水をガブガブ飲んで
髪の毛先から汗の雫が滴っていたイメージが有りました。
随分違います。
夏場、快適な室温であまり動かず暮らしている人間がいきなり
今の異常な外気温に長時間晒されたら、倒れてしまうのは当然だと思います。
甲子園球場もやがてはドームになる時代が来るのでしょうか。